香港の日系スーパー事情[日本食は意外と豊富!]
こんにちは、みさたる(Twitter@misatal1)です🙆♀️
私は2015年6月〜2020年6月の5年間、香港に住んでいました。
長期で日本を離れると、無性に恋しくなるのが日本食です。
少しでも海外に住んだことのある皆さんは、「うんうん!」と頷かれることと思います。
だし・みそ・醤油の味はもちろん、納豆・梅干し・とろろなどのご飯のお供…日本ではありふれた食材でも、喉から手が出るほど欲しくなります。
ラッキーなことに、香港では日本食を手に入れることは比較的簡単でした。
ただ、どこのスーパーに行っても確実に手に入るというわけではありません。
探せばある。割高だけど、ある。
そんな状態ですね🙆♀️
今日は、香港の日系スーパー事情をシェアしたいと思います。
・香港に住み始めて日が浅い方
・海外の日本食事情に興味がある方
是非読んでみてください✨
香港の日系スーパー① AEON
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ド定番。在外日本人の救世主、イオン様です。
日本の食材だけでなく、電化製品・日用品・お洋服なんかも売っています。
また、香港のイオンはダイソー(Living Plaza)がセットになっています。
豆知識:香港のダイソーは12ドルショップです😊(大体160〜170円)
その他にも私が通っていたイオンには
・CoCo壱番屋
・サイゼリヤ
・イタリアントマト
などが入っていて、初めて行った時はそれはもう感動しました。
なかなか日本に帰れないときにイオンに行くと、帰国したような気分になって幸せでした😊
香港の日系スーパー② DON DON DONKI
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2019年に香港進出を果たした、おなじみドンキホーテです。
香港人とドンキと言えば、この話をさせてください🙆♀️
客室乗務員として働いていた頃、香港→羽田のステイ乗務がありました。
豆知識:ステイ…現地で泊まり有りの乗務
香港人の同僚は、ほぼ100%
「I wanna go to ゲッオーン. Do you know where it is?
(ゲッオーンに行きたいんだけど、場所わかる?)」
と聞いてきます。
と初めは思ったのですが、これがドンキのことです。
ドンキホーテのキャッチフレーズって
「激安の殿堂・ドンキホーテ」ですよね。
この激安の部分の広東語読みが、ゲッオーンになるそうです笑
分かるかい!と心の中でツッコミを入れつつ、途中から慣れたので私も
「ゲッオーンはホテルを出て右にまっすぐ行くとあるよ」
なんて言ってました。あー懐かしいです。笑
香港人にとってドンキは日本で絶対行くお店。香港に進出してきた現在(現在3店舗有り)ローカル香港人から絶賛・熱烈歓迎!なドンキホーテなのです😊
品揃えは日本のドンキとほぼ一緒で、
・コスメ
・日用品
・ちょっとしたお薬
・お菓子や食材
が所狭しと売られてます。
個人的には香港にある日系スーパーの中で、今一番アツいお店だと思います。品揃えも良いですし、輸入したことを考えると良心的な値付けだと感じます。
また香港のドンキでは、日本食のお惣菜がパックで売られていたり、たこ焼き・焼きそばなどが食べられる縁日コーナーなんかもあります。
ちょっとしたテーマパーク感が楽しめるので、ファミリー層からの人気も厚く、毎日多くのお客さんで溢れています。
香港の日系スーパー③ city' super
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超おしゃれ・超清潔・超高級な日系スーパーです。
日本でいうと成城石井や紀伊國屋あたりでしょうか。
こちらで手に入る日本の食材は、非常に質が良いです。
私は普段、日系スーパーであってもお刺身は買いませんでした。
(食あたりをした経験があるから…笑)
でも「city' superで売られているものなら安心して食べられる」という安心感・信頼感があります。
正直city' superは他の日系スーパー・ローカルスーパーと比べても断トツにお高いので、日常使いはしていませんでした。みんなでパーティをするときに、海鮮や日本のお肉を買いに行ったくらいだったかな。
話はそれますが、このcity' superの歴史がかなり興味深いのです!
C!ty'super(英語:Citysuper、シティ・スーパー)は香港を中心に展開するブランドスーパーマーケット、九龍倉集団の一つ子会社である。
1996年に元香港西武の館長だった故人石川正志によって創業され[1]、今まで香港で4店舗を開いているだけではなく、上海市、台湾でも展開している。[2]
海外から新鮮な野菜、果物、肉、魚介など輸入食品を発売しているから、香港の人々のみならず、在留外国人に対し、大人気スーパーマーケットである。[3]
日本にも子会社を有しており、日本ブランドの食品等をアジア各国の店舗へ輸出している。
出典元:ウィキペディア
日本人が香港で創業したとは知っていましたが、元・香港西武百貨店の館長が中心となって設立されたスーパーだったようです。
こちらの記事もとっても面白かったので、ご興味ある方は是非ご覧ください😊
トーマス・ウー「香港の大人気スーパーに生きる日本のDNA」 #POL https://president.jp/articles/-/3957
デリコーナーやイートインコーナーもあり、どれも美味しいです。
ちなみに、系列のLOGONという雑貨店が大好きでよく覗いていました。
LOFTや東急ハンズのような雰囲気のお店です😊
番外編 日系スーパー? YATA(一田)
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香港に来て最初の方、香港人の同僚に
「I went to YATA yesterday!
(昨日YATAに行ったよ)」
と言われ
「え?YATAって何?」
とお互いポカーンとしたのを覚えています。
香港人はYATAを日系スーパーだと思っており、日本人である私はYATAなんて名前も聞いたことない…なのでお互い
「??意味がわからない」
という状態でした。
実はYATAは、香港のSEIYU(西田)がベースとなってリニューアルした香港のローカル企業だそうです。
ちゃんと日系スーパーの流れを汲んだスーパーだったんですね…私は失礼ながらこの記事を書くまで「エセ日系スーパー」だと思っていました。ごめんなさい。中華圏はエセ日本企業が多すぎるのです…
YATAはとっても綺麗でお買い物しやすい、素敵なスーパーです。
あと、よくくまモンとコラボしています。
YATAは日本語の「やったー!」からとっているそうです、可愛いですね。
さいごに
海外在住者にとって、日本食の入手は最重要課題です。
ですので、香港は日本人にとっては本当に住みやすい環境だなぁと改めて感じました。
まだ帰国から一ヶ月しかたっていないのに、既にいろいろ懐かしく感じちゃいます😊
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました✨