香港ローカルさんぽと、写真で見る香港のリアルをご紹介
今回は私の住んでいる香港の住宅地のおさんぽ記事です。
香港ってTHE コンクリートジャングルってイメージありますよね。
そのイメージは半分あたりで半分おしいのです🙆♀️
実は香港の面積の60%以上が森林や山です。
超高層ビルやマンションと山のコラボレーションがあちこちで見られます。
私の日曜日のおさんぽに沿って、香港の日常をぜひお楽しみください!
- ★出発
- ★道のいたるところにあるゴミばこ
- ★超立派な公営住宅と、香港の住宅事情
- ★山とビルのコラボ〜香港の建物が高い理由〜
- ★マンション・真下から見るの巻
- ★山側の公園〜中国っぽい!〜
- ★公園から見たビル側〜香港のメイドさん事情〜
- ★標識は2ヶ国語
- ★ローカルレストランへ
- ★市場(ウェットマーケット)をチラ見
- ★帰路
- ★帰宅
- ★さいごに★
★出発
最近は暑いしコロナの影響もあってめっきり引きこもってましたが、お散歩がてらお昼を食べに行こうと思い、出発です。
香港の蚊はめちゃめちゃ強いので、虫除けを全身にかけまくりました。
★道のいたるところにあるゴミばこ
めっちゃいろんなところにあって便利です。専門のお掃除の人が頻繁にメンテナンスしてくれます。
日本ではテロ対策的な側面からだとは思いますが、ゴミばこを探すのは至難の技です。
★超立派な公営住宅と、香港の住宅事情
government houseとか呼びます。県営・都営住宅のような存在です。
香港では狭い土地・人口過多で住宅問題が深刻です。大学生や社会人歴の浅い若い子がお家を借りるなんて「夢のまた夢のまた夢」くらいの感覚です。
一緒に働いていて、よく香港人CAが
👧今日は彼氏の家行くー
って行ってますけど、それ90%彼氏の実家です。30代前後で家族と同居は一般的で、むしろ結婚はしてるけどお家買えない(or借りられない)から、しばらく別居婚っていうケースもあります。大変ですよね…
そのため公営住宅は人気で、みんな抽選に申し込みますが、数年単位で待ってやっと入居できるようです。
★山とビルのコラボ〜香港の建物が高い理由〜
冒頭で香港はビルと山のコラボがあると書きましたが、ここでもう見られますね!
豆知識:お天気がくもり気味☁️
ビルといっても普通のマンションです。
日本では多分この高さはタワーマンション扱いです。でも一つ前の公営住宅も高層な建物ですよね。
土地が狭く山がちな香港は、平たい土地がとても貴重です。
なので、ぐんぐん上に伸ばします。
むしろ、背の高いお家(2〜3階建て)は、地主かお金持ちです。
★マンション・真下から見るの巻
下から見るとすごいです、これは60階建てくらい。
私が最初に同期とルームシェアしていたお部屋がこのマンションの一部で、フロアはなんと55階でした。
豆知識:たまにエレベーターで耳詰まる、あとエレベーターの時間が長い
今は7階で比較的低めです。
★山側の公園〜中国っぽい!〜
さっきの山ビルコラボ写真の左側には公園があります。
今写真見て思いましたけど、この岩的なオブジェはとっても中国っぽいですよね。
香港では朝の時間に公園や広場を通ると、おじちゃんおばちゃん達が踊ってるか太極拳をやってます。朝から元気!
★公園から見たビル側〜香港のメイドさん事情〜
公園の中を歩いています。
写真の真ん中あたり、何人か集まっているのがわかりますか?
(もっと近づいて撮りたかったけどプライバシー的にもあんまりよくないのでめっちゃ控えめ)
スカーフをつけたインドネシア人のお姉さん達です。
この人たちはヘルパーさんです。
香港人達は、超高い家賃や住宅ローンを払うためにも、夫婦2馬力でバリバリ働きます。
そのため、そこまでお金持ちではない普通のお家でも
住み込みのメイドさん
を雇うのです。
確か日本円で6〜8万くらいだったはず(詳しくは調べてません、すみません💦)
ただでさえお家は小さいのですが、一番小さい部屋をメイドさんに割り当てて住んでもらうのです。
豆知識:小学生までは、家の中も含め子ども1人でいさせるのは違法らしいです。だから学校の送り迎えも大人つき。家事を手伝うだけでなく、そういったお仕事のためにもメイドさん達がいます。
そして、日曜日はメイドさんの週に1回のオフです。同郷の人やお友達と集まって香港各地の公園で集会をするのです。
持ち寄りでご飯を食べたり、趣味に勤しんだり(昨日は刺繍してる人もいた)、踊ったりお喋りしたり…丸一日おしゃれしてお友達と遊んで、夜には雇い主のお家に帰っていきます。
ちなみにメイドさんで圧倒的に多いのはフィリピン人・次に多いのがインドネシア人です🙆♀️
★標識は2ヶ国語
公園から出てきました。スクールゾーンの標識です。
香港は1997年までイギリスの植民地でした。なので、公式の書類や標識は中国語(繁体字)と英語の2ヶ国語表記です。
ちなみに、知っている人も多いと思いますが、
中国語表記には簡体字(traditional)と繁体字(simplified)があります。
繁体字は昔ながらの漢字で、画数が多くて結構難しいです。台湾と香港がこちらを使用しています。
簡体字は繁体字が難しいので、より多くの人に読み書きができるようにと大陸で簡易化された文字です。中国本土と、シンガポールやマレーシアの中華系の人たちが使っています✌️
★ローカルレストランへ
私はこれを食べるために歩いたのです。笑
大好きな台湾スタイルのレストランです。
はい、美味しい!
メインが酸辣湯麺です、私は酸っぱ辛い中華が大好きです。
右は焼き餃子です。日本と形違いますね、そういえば!これはこれで美味しいです✌️
飲み物は中身が見えなくて残念ですが、酸梅湯(梅ジュース)です。蒸し暑い日に染みます、美味しいのです!
ちなみにこれで52HKD(700円くらい)です。香港は、物価が高い!
テーブルわきです。お醤油・黒酢・ラージャンはなんだろ…辛いペースト。餃子につけると良きです。
そしてやっぱりティッシュがありません。
この記事にも書きましたが、ローカルレストランではほとんどティッシュは置いてありません。なのでMyティッシュ、必須です!
★市場(ウェットマーケット)をチラ見
美味しいお昼は食べ終わりましたが、せっかくなので目の前にあるウェットマーケットをチラ見しました。
八百屋・お肉屋・お魚屋・テイクアウトのご飯やさんがごっちゃになっている、香港でよくあるスタイルの市場です。
お肉はガチ新鮮、捌きたての雰囲気。笑
ここはないですが、場所によっては元気な鶏さんがケージいっぱいにいるお店もあります。
お客さんが
💁♀️うーん、じゃあこの子にするわー
というとお店の人がごにょごにょしてくれて、5〜10分後には新鮮な鶏肉を渡してくれます。
卵は常温でこんな風に売ってます。
奥にある謎の塊はザーサイとか、そういうお漬物類。
乾物もろもろ売っています。こういうの見るの楽しい。
画面いちばん右にある「瓜子」はひまわりの種🙆♀️
こういうお店香港にめっちゃあります。(なんならうちの会社の社食にもある!)
ローストダック・チキン・チャーシューなどが吊るしてあって
💁♀️これー!
というと謎の真四角なでかい包丁で骨ごとぶった切ってくれます。
ご飯とこれらのお肉・パクチョイなど緑の細長い野菜が添えられて、ネギ塩だれみたいなのがかけられたファストフード的などんぶりご飯です。
豆知識:たまに食べたくなるんだなー🙆♀️
★帰路
さていい感じに楽しめたので、そろそろ帰宅です。
さっきとは違う道を歩いてきました。高層マンション群。
香港のバスはこんな感じの2階建てです!これも植民地時代のイギリスの影響ですねー!
★帰宅
くもっていても、むしむしと暑かった!たまには外に探検しに行くのもいいですね。
★さいごに★
見慣れた風景にも、その国の文化が出ていて楽しいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました✨
香港での生活に関しては、こんな記事も書いています🙆♀️