香港在住の私が驚いた、香港人の超絶せっかちエピソード3選
香港人の同僚に囲まれて働いていてつくづく思うことがあります。
彼らの特徴をひとことで言うと
せっかちで合理的です。
先日は、合理的な香港人の行動について書きました↓
今日はせっかちの方に焦点を当てて書いてみようと思います🙆♀️
香港人と話をしていると必ずいうのがこの言葉
👧快啲lah〜!!
(ファイディラー)と読みます
日本語の意味は「早くしてよーーー!!」です。
口癖のようにこれをいう香港人ですが、実際に生活で垣間見える「せっかちさ」はどんなものなのか、実際に体験してびっくりしたものを3つご紹介します。
その1:エスカレーターが超速
小さい子って、エスカレーター乗るときちょっと怖がりますよね。
うまいことタイミング合わせて一歩踏み出さないと怖くて乗れない…
香港のエスカレーターでは、大人もあんな感じになります。
香港に旅行で来た人は
🧒日本の1.5〜2倍は早い
という感想を持つようですね。
私も最初は「はやっ!!」と思いましたが、最近は日本のエスカレーターが遅く感じます。
結論:慣れって恐い
その2:バスから降りるのは命がけ
香港のバスは、イギリス植民地時代の影響でダブルデッキ(2階建て)が多いです。
豆知識:こんなに可愛くない
実際はこんな感じです↓
ただのバス(でも懐かしいと思える香港) pic.twitter.com/H3p1yr9xIR
— やまつん🤙(Yama) (@I_Love_Polkadot) May 9, 2020
↑この動画はHKIA(香港国際空港)の出発階の前の道路ですね💕
豆知識:私は航空会社勤務なので空港への愛着が激しい
さて1階はまだいいとして、2階に座っているとバスから降りるとき階段を下らなくちゃいけないので、少し時間がかかりますよね。
ただ香港の運転手の運転は超荒いです。バスもタクシーも。急ブレーキも結構かけます。
なので、2階から降りるとなると震度6くらいの状況で、急ブレーキで吹っ飛ばされる危険と隣り合わせに階段を降りないといけないのです。
手すりを離したら絶対に絶対に怪我をします。
でもここで日本人なら思うはず
💁♀️そんな焦らなくてもバス停ついたら全員降りるの確認するまで待ってくれるでしょ
って。
でも重要なのは
運転手も香港人だということです。
彼ら彼女らも快啲lah〜!!とか思ってるので、自分で見た感じ全員降りたと思ったら光の速さでドアを閉め出発します。
結論:揺れたバスの中、階段を降りるのは超怖い。でも降りるアピールをしておかないと運転手は私が降りるまで待ってくれない。だから危険を冒してでも私は行く!
豆知識:せっかちとせっかちのコラボレーションがすごい
その3:映画は余韻に浸らない
これは忘れもしない数年前。私は日本に帰国した際に見た「君の名は」が好きすぎて、香港でもう一度見に行きました。
映画はクライマックスを迎えます
豆知識:なんかこういう感じのシーンですよね最後
さぁいよいよエンドロールが始まります…物語の世界観とバッチリあったあのRADWIMPSの「なんでもないや」、好きなんだよなぁ。もうひと泣きして物語に浸って、清々しい気持ちでおうちに帰ろう…
とか思っていたとき
ばちん!!
全開に電気が点きました。
そして係のおばちゃん登場
ぞろぞろ出口へ向かうお客さん。
呆然とする私。
日本でも、エンドロールの途中で帰る人はいますが、エンドロール終わってからほんのり照明つく感じですよね。
まさかエンドロール開始と同時に照明全開になり、誘導員が出てきて出口を案内されるなんて思わないですよね。
Wow, This is HONGKONG🇭🇰
エンドロール見終わるまで待つ人なんていないのか
エンドロール見終わるまで待つ人なんていないはず、と映画館側が考えているのか
はたまた両方なのか分かりませんが、めちゃめちゃカルチャーショックを受けた瞬間でした。
豆知識:エンドロール後におまけ映像がついている場合は、上映前にアナウンスされるそうです
★まとめ★
結論:せっかちの・せっかちによる・せっかちのための仕組みが香港にはある
皆さんも香港に来る機会があったら、人々のせっかちさを観察してみてくださいね🙆♀️
きっと面白い発見があるはずです!